だから電気はおもしろい

だから電気はおもしろい

だから電気はおもしろい 第1回非日常の世界へ

私は、漫画本を滅多に読みません。読まないことにしています。
なぜなら、面白くてハマってしまったら、寝食忘れて最後まで読みたくなるからです。
中学生の頃、友だちが漫画「ベルサイユのばら」全巻を貸してくれました。それから夢中になって一気に読んでしまった後、こんなことをしたら何となくマズいのではと思うに至り、それ以来、ほとんど漫画本を手にとることがなくなりました。
最近、「最も多く発行された単一作者によるコミックシリーズ」としてギネス世界記録に認定された「ONE PIECE(ワンピース)」は現在、77巻もあるようですね。
このシリーズを一気読みすると、どんな状態になるのでしょうか。


映画は、けっこう観ます。面白そうな映画があれば、突然、その気になって、映画館へ行くことも多々ありです。
でも、そんなに映画に詳しいわけではありません。
映画は、面白くてハマってしまっても、ほとんどは2時間程度、長くても3時間程度なので、もっと観たいと思っても強制的に終わってしまいます。だからよく観るのでしょうか。
ずいぶん前にはなりますが、「タイタニック」は、立て続けに同じ映画館で3回観ました。
2回目のタイタニックは、一人で飲みに出た後で映画館に入り、半分寝ていたような記憶があります。
数年前は、三国志を映画化した「レッドクリフ」の前編と後編をそれぞれ、字幕版と吹き替え版を両方観て、すっかり三国志の虜になっていましたね。テーマ曲が聞こえたら、今でもワクワクします♪
また、ある夜、私一人でホールを貸し切り状態で映画鑑賞したなんてこともありました(たまたま他にお客さんがいなかっただけ)。
なお、いろんな映画のなかで、ホラー映画だけは観ないことにしています。
小学生の頃、「エクソシスト」で懲りたからです。こわ~い映像がしばらく記憶に残り、夜中にお手洗いへ行きたくなかった時期がありました。
映画のなかで特に好きなのは、感動的なストーリーでいっぱい泣ける映画ですね。
いっぱい泣くと、心が洗われるような気がします。
泣きすぎると、目がはれて困る時もありますけど。


先週の土曜日、映画を観たくなり、ちょっとネットで検索してみようと思い立ちました。
そしたらなんと、カンヌ国際映画祭にも出品したという話題の映画「海街diary」が、本日封切りと掲載されていました。
なんという、タイミングの良さ! 本来、この原稿の締め切り間際で、そんなことをしている場合ではなかったのですが、すっかり行く気満々になってしまいました。
でもこの映画、どのような内容なのか、ほとんど知らなかったため、さらにネットで検索してみました。
すると、原作の漫画が単行本として全部で6巻発行されていて、1巻の1話が無料で試し読みできるサイトがあることがわかりました。
「タダなら、もちろん読ませていただきますよ~」と、パソコン画面に現れた本のページをめくる私。引き込まれる、引き込まれる、オモシロ過ぎ!
結局、1話だけでは我慢ができず、6巻まで全て電子書籍で購入してしまいました。
それからすぐに読み始め、5時間ぐらいで、そのまま最後まで一気読みしてしまいました。
そしてその日は映画館に行く時間がなくなり、次の日に行ったのでした。


映画は、鎌倉を舞台にした四姉妹の物語。食事のシーンが多く、いくつか変わった料理もでてきます。
そのうちの一品、「しらすトースト」をここでご紹介しましょう。(テレビでお馴染みの「3分クッキング」の曲♪を思い浮かべながら読んでいただくとカンペキです。)
では、まず材料をご紹介します。材料は一人分です。
「食パン」1枚、「しらす」適量、「刻んだ海苔」適量、「バター」適量。
作り方は、食パンの上にバターを塗り、しらすをのせ、その上に海苔をのせ、オーブントースターで焼きます。これでおしまい。
私は映画を観た後、ちょうど家に全ての材料があったので、すぐに挑戦してみました。分量も作り方も適当でしたが、美味しくいただくことができました。ぜひ、みなさまもお試しを。
ところで、肝心の映画は、泣かせどころがいっぱいあって、期待を裏切らない良い作品でした。
美人女優さんたちが演じた、個性豊かな四姉妹。私は、誰に似ているのかな。お酒の飲み方だけは、次女にそっくりかな? なんてあれこれ考える楽しみもありました。
漫画も映画も、ハマります。
みなさま、ぜひ、こちらもお試しを。


さてさて、最近私は、電子書籍にハマっています。
電子書籍は、欲しい時にすぐ読めて、印刷物より安い。保管のためのスペースも必要ないのが魅力です。
ここ数日は、漫画6巻以外にも、1日1冊ペースで買って読んでいます。
一方、紙書籍は、電子書籍にない楽しみがあるので、こちらもこれまで同様、よく買って読んでいます。
私は、活字と紙が大好きなのです。装丁や用紙にこだわった本は、見て楽しみ、手触りを楽しむことができます。
私の至福のひと時は、のんびりと本を読みながら、ワインなぞたしなむ時間ですね。
本の内容によっては、日本酒もありかも。そういえば、ワインや日本酒を料理に合わせるように、本に合わせるのも一興ですね~。

ちょっとだけ電気のはなし

日本ではじめて映画館ができたのは、1903(明治36)年のこと。東京の浅草に「電気館」という名称の映画館ができ、その後、全国に広まったのだそうです。
国内には、今でも現役の「電気館」があるようです。

著者略歴

普通高校卒業後、四国電力入社。事務職の仕事を14年間担当。平成4年、電験三種の資格取得。平成6年、技術職に変わる。平成16年、四国電気保安協会に出向。平成27年、四国電気保安協会に転籍。 第一種電気工事士、エネルギー管理士、一級ボイラー技士などの資格も保有。