電気事故を起こさないために

避雷器による雷からの保護

雷による被害

雷害は、落雷が設備を直撃して発生する場合と、落雷の電流でおこる誘導雷が設備内に侵入して発生する場合がありますが、その多くは後者である誘導雷によるものとされています。
右図のように、避雷針や立ち木に直撃雷が落ちるとその瞬間にはものすごい量の電流が流れ、その付近に生じる非常に強い電磁界による電磁誘導現象で近くにある通信線や電力線に高い電圧が発生し、直接雷を受けなくても、通信線や電力線に接続されている機器を破損してしまうことがあります。


雷害対策

避雷器を取り付けましょう

避雷器は、落雷によって発生する雷サージから(過電圧のこと)電気設備や電気機器を保護し、破壊を防いだり軽減する機器です。
引込開閉器近くには、電気設備や機器を雷の被害から守るために避雷器を取り付けましょう。