定期調査時の体験談

調査業務における体験談 vol.94調査員二年生

高知支部 調査サービス課 尾﨑 伸二

調査員として二年目を迎え、少しずつではありますが現場での判断力やお客さまへの説明力が身についてきたと実感しています。

一年目は右も左も分からず、先輩方の背中を追いかける毎日でしたが、今では自分の判断で状況を整理し、お客さまに安心していただける対応ができる場面も増えてきました。

調査業務は、一般のご家庭や事業所を訪問し、電気設備に不備がないかを確認する大切な仕事です。

二年目になった今でも、地元から離れた山間部を訪れたり、初めてお会いするお客さまと話をしたりするたびに、新鮮な気持ちで業務に向き合っています。

そうした中、特に印象に残っている出来事があります。

ある山間部の民家を訪問した時の事です。

電力メーター付近で漏れ電流を測定すると基準値を少し超える値だったので、土間の壁にある分電盤(単三6回路)で、絶縁測定をするとコンセント回路が不良でした。お客さまは「特に困っていないけど…大丈夫ですか。」と不安そうな表情をされていました。私は状況を丁寧に説明し、どのような危険があるのか、応急的な対応方法、そして工事が必要な理由を落ち着いてお伝えしました。その後、電気工事業者に連絡し、早急に修理していただくこととなりました。

修理が完了した後、お客さまから「早く気づいてくれて本当に助かりました。」と深く感謝されました。

一年目の頃は、うまく説明ができないこともありましたが、この時は自分の成長を実感でき、胸が熱くなりました。また、不備がなかったお客さまにも、安全に電気を使うためのポイントをお伝えすると「知らなかった、ありがとう」と言っていただけることが増えました。

調査員としての知識だけでなく、“伝え方”の大切さを学んだ一年だったと感じています。電気は生活に欠かせないインフラであり、その安全を守るのが私たち四国電気保安協会の役目です。

現場ではお客さまと直接向き合い、自分の仕事の成果がその場で伝わるからこそ、責任もやりがいも大きいと改めて感じています。

新たな二年目を迎え、まだまだ学ぶことは多いですが「お客さまの安心のために、自分ができる最善を尽くす」その気持ちを胸に、これからも調査員として成長していきたいと思います。