調査業務における体験談 vol.92分電盤を開けると、そこには……?
香川支部 調査サービス課 福本 昌之
入協して3年目を迎えました。お客さまの安全・安心な暮らしの役に立ちたいと、毎日ひたすらお客さまのお宅を訪問する日々です。まだまだ経験不足ですが、自分自身が驚いた体験をひとつご紹介します。
昨年の秋ごろ、郊外にある80歳前後のご夫婦のお住まいを訪問した時のことです。「建物がかなり古いので心配なんです」ということで、屋外・屋内ともに調査させていただくことになりました。
いつものように先に屋外での調査を終え、不良箇所がなかったことをご報告。続いて、リビングに通されて、分電盤を確認します。古い分電盤のため、蓋を壊さないように慎重に開けました。中には少しほこりが入っていて、その中に何か、かたまりのようなものが見えました。次の瞬間「うわっ!」っと、声をあげてしまいました。それはネズミ、まだ小さいネズミでした。恐る恐るよく見てみると、既にほこりの中で力尽きていました。これには、さすがにお客さまも驚かれたようです。二人に見守られながら、ネズミとほこりなどをきれいに取り除きました。
幸いネズミがかじったり焼けたりした部分はなく他に異常もないので、蓋を閉めて作業を終了しました。
これまで分電盤の中に虫の死骸があったことはありましたが、動物を見つけたのは初めてだったので、かなり驚いてしまいました。
お客さまから「高い場所は見るのが難しいし、手が届かないから掃除もできない。見てもらって良かった」と感謝されました。「危ないので無理はしないでくださいね」などと話しながら、調査結果のお知らせをお渡しし、調査業務を終えました。
お客さまから感謝やねぎらいの言葉をいただくと、やはり元気が出ます。
時には、危険な虫にまとわりつかれたり、牙をむいた犬に吠え続けられることもあります。熱中症や事故など色々な危険とも隣り合わせの仕事ですが、お客さまからいただいた感謝のお言葉を励みに、これからも知識と経験を蓄えて、頑張っていきたいと思います。
