定期調査時の体験談

調査業務における体験談 vol.91お客さまの違和感を突き止めろ!

徳島西事業所 瀨川 和樹

4年に一度の電気の安全調査のため、郊外にある住宅街を訪問した時のことです。
70代のご夫婦が在宅だったので、電気の安全調査について説明を行い、屋外で漏電調査と屋外点検にて異常なしを確認した後、ご家庭の中で電気について気になるところがないか聞き取りしました。
すると「台所にいるとパチッ? ピリッ? と変な音が聞こえる気がする」との申し出がありました。
「もしかしたら屋内で異常があるかもしれない」と思い、お客さまに異音がする場所へ案内していただくと、台所の入口の上にある分電盤からということでした。
分電盤の蓋を開けて確認すると、主幹の漏電遮断器の2次側中性線が焼き付いていました。主幹ブレーカーから分岐ブレーカーの接続は銅バーではなく、IV電線を渡りにして複数の電線が接続され、ねじの締め付けが不十分であったのか接触不良により焼損していました。
このまま放置していれば機器の故障や火災の原因となるので、すぐに分電盤の改修をしていただくようお伝えしました。
お客さまは驚きつつもすぐに知り合いの電気工事店に依頼し、3日後には改修されていました。
再訪問時に「きちんと調べていただいてありがとうございました。おかげさまで安心して電気を使うことができます」と感謝していただけました。

四国電気保安協会の理念で「私たちは、信頼される電気のホームドクターを目指します」という言葉があります。その言葉に恥じないよう、これからも電気を安全に安心してお使いいただくために、的確な調査業務の実施を心がけてまいります。

焼き付いていた中性線