デマンド導入事例

デマンド監視サービス導入事例紹介 49感染症対策をしながらデマンド値を抑制!

医療法人 清流会 そよかぜ病院 さま

住所 徳島県徳島市名東町2丁目650-35
TEL 088-631-5135
URL https://sei-ryu-kai.or.jp/

「そよかぜ」のように、しずかに、やさしく、ここちよく。人に寄り添い、心を癒やす、地域に根ざした温かい病院であり続けたい。——1964年の開院以来、半世紀以上にわたり、地域医療に貢献される「そよかぜ病院」さま。2018年に建て替えた病院は、その名のとおり爽やかさと明るさが感じられる建物です。
今回、ホワンくんは「医療法人清流会そよかぜ病院」さまをお訪ねし、デマンド監視サービスの活用状況について、法人事務長の片山さまにお話を伺いました。

デマンド監視サービスの導入のきっかけは?

当院の電気の契約は、併設する介護老人保健施設と一緒になっています。病院は2018年11月に建て替えし、照明や空調は省エネ機器になっています。ところが、以前に比べて設置台数が大幅に増加したために、電気料金の増加につながってしまいました。
8月と2月がピークになるということは、過去の実績から予想していました。8月のデマンドを抑えることで電気料金を下げたいと思い、2019年6月にデマンド監視サービスを導入したのです。

介護老人保健施設「カサ・デ・エスペランサ」を併設

デマンド監視サービス導入後の感想は?

2020年度は感染症対策を優先する必要があったため、デマンド対策は二の次になっていました。現在も感染症対策を継続していて、デマンド値を下げるというよりも維持が手一杯の状況ですが、デマンド監視装置がなければ、間違いなくデマンド値が超過していたと思います。
病院のエアコンは、デマンド監視装置からの警報信号を利用して自動制御しています。今は換気をしながらエアコンを使用しているので、警報が鳴る頻度が多くなっていますが、その都度、患者さんに影響のないエリアのエアコンを短時間だけ手動でOFFにするなどの対応をしています。

エアコンの集中リモコンの横に設置した「デマンド警報表示器」

冬の感染症対策で加湿器が増えた?

感染症対策として、夏も冬も十分に換気しながらエアコンを使用しているので、その分、使用電力量が増えています。さらに冬は、加湿をしなければならないということで、たくさん加湿器を置くようになり、その分の使用量も増えました。
夏は反対に湿度が高いので除湿器を置いているのですよ。夏も冬も湿度管理で大変です。

法人事務長の片山さま

省エネに関する今後の計画は?

照明については、新築した病院は初めからLEDでした。それ以外の建物も2020年度までに全てLED化しました。蛍光灯タイプだった誘導灯も同様に、LEDに交換しています。
今後の省エネ対策として考えているのは、エアコンの起動時刻をずらすことです。特に冬は、毎日決まって8時30分から9時の時間帯にデマンドが出ているので、効果がありそうです。
保安協会さんには、これからも省エネの方法をいろいろ教えてほしいですね。

介護老人保健施設の証明をLED化