デマンド導入事例

デマンド監視サービス導入事例紹介 46空調機の自動制御により、無理なくデマンド削減!

障がい者支援施設 かなさんどう さま

住所 愛媛県松山市苞木甲202-1
TEL 089-994-7155

青い空と緑、海と山に囲まれたこころなごむ環境の中にある「障がい者支援施設 かなさんどう」さま。施設では、利用される方々のために快適な室内環境を維持しつつ、省エネ対策にも積極的に取り組まれています。

今回、ホアンくんは、空調機の自動制御により、手間をかけずにデマンド対策をされている「かなさんどう」さまをお訪ねし、施設長の西田さまにお話を伺いました。

デマンド監視サービス導入のきっかけは?

2017年にデマンド監視サービスを導入しました。

デマンド監視サービスを導入したのは、当施設を開設して2年経った2010年4月で、先々代の施設長の時になります。

保安協会さんからの提案がサービス導入のきっかけでしたが、実はそれまで、電気料金の仕組みをよく知らずに電気を使用していたのですよ。電気料金削減のためには、使用電力量を減らすよりも、基本料金に影響する最大デマンド値を下げることが近道であること。そして、最大デマンド値を下げるためには、デマンド監視サービス導入が効果的という説明を受け、費用も安価であったことから導入することに決めました。

デマンド監視サービス導入後の感想は?

導入後しばらくの間は、事務所に設置したデマンド監視装置の警報が鳴るたびに、各所に連絡をして不要照明の消灯や空調機の運転制限などをしていました。時には施設長自ら率先して対応し、職員に声掛けしていたことをよく覚えています。

何回も対応を繰り返すうちに、警報発生のタイミングやデマンドを抑えるコツが分かるようになって、事前に空調機の運転時間を調整したり、設定温度などを確認する習慣が身に付き、職員の省エネに対する意識も高まりました。

施設長 西田さま

空調機の自動制御導入のきっかけは?

デマンド監視サービス導入によって、電気の使用状況が「見える化」できるようになり、夏は14時頃、冬は9時半頃がデマンドピークになることがわかりました。しかし、職員たちは施設を利用される方への対応が最優先なので、デマンド警報に対応しきれない時もあったのです。

そんな時、タイミングよく保安協会さんから空調機の自動制御の提案があり、機器を手動で制御する手間が省け、無理なくデマンド削減ができることに大きなメリットを感じて、2013年4月に導入しました。

自動制御は、食堂・リビング・廊下などの共有スペースの空調機を対象としていますが、いつ空調機が制御されているか誰も気が付かないようで、室内温度への不満などはありません。

省エネに関する今後の計画は?

 照明設備のLEDは、点灯時間の長い場所を優先して、段階的に更新しています。

自動制御になっても、省エネ意識は持ち続けていますよ。館内を回っていて、不要と思う照明があればついついスイッチを切ってしまいます(笑)。

これからも、保安協会さんからの提案に期待していますのでよろしくお願いします。

共用スペースの空調機を自動制御

デマンド監視装置 空調機の自動制御装置

室外機に自動制御用の信号線を接続