デマンド導入事例

デマンド監視サービス導入事例紹介 37デマンド監視サービスで継続した省エネ活動を展開!

社会福祉法人むろと会
特別養護老人ホーム
丸山長寿園 さま

住所 高知県室戸市室戸岬町1675番地
TEL 0887-23-1200

高知市内から車で約1時間50分、高知県東南部の室戸市にある「特別養護老人ホーム丸山長寿園」さま。平成26年4月より社会福祉法人むろと会として運用を開始し、愛情と協調を柱として、常に誠実に利用する方々の生活が充分尊重されるよう、安全とやさしさにあふれたサービスを提供されています。
また、施設裏山に南海地震や津波発生時に避難誘導できる高台を設置し、地域に貢献する取り組みもされています。
今回、ホアンくんは平成26年4月にデマンド監視サービスを導入された「特別養護老人ホーム丸山長寿園」さまをお訪ねし、副施設長の久保さまにお話を伺いました。

デマンド監視サービスの導入のきっかけは?

デマンド監視装置を導入したのは平成26年からです。
導入のきっかけは、平成25年9月に電気料金が値上げされたことでした。また、初めは昭和48年に「安芸広域市町村圏特別養護老人ホーム組合」として設立された施設でしたが、平成26年4月より「社会福祉法人むろと会」として運営することになりました。そして管理運営を行う上で、電気代を削減しようと考えましたが、どこから手をつけたらよいかわからず悩んでいたところ、四国電気保安協会からデマンド監視サービスの提案がありました。
その説明を受け、過去の電気の使用状況がパソコン画面でグラフで表示されることや電気の使い過ぎ(目標デマンド値超過)を警報で知らせてくれることがわかり、今後の省エネ対策・電気代削減に有効であると考え、デマンド監視サービスを導入することにしました。

デマンド監視サービス導入後の感想は?

警報表示器は、事務所の見えやすいところに設置しました。警報音だけでなく、デマンド値がデジタル表示され、電気の使用状況が確認できるので、職員一人ひとりの省エネしようという意識が高まりました。
また、パソコン画面で過去の使用状況を確認することで、どの時期やどの時間帯に注意しないといけないのかが把握でき、省エネポイントを見つけることで、電気使用の運用改善に役立っています。
導入当初はデマンド値が121kW発生したこともありましたが、現在では中岡施設長の指導のもと職員全員参加により継続した省エネ活動を展開していくことで、デマンド目標設定値110kWを超えない取り組みができております。

具体的なデマンド対策は?

デマンド警報発生時は、施設利用者さまに迷惑のかからない範囲での照明の消灯やエアコンの設定温度の緩和や停止、四国電気保安協会から教えてもらったエアコンの分散起動を徹底するよう心がけています。
また、エアコンの運転能力が大きくなる夏季、冬季ピーク前にはフィルターの清掃を実施しています。

今後の省エネに関する計画は?

今回、久保さまのお話を伺って、職場のチームワークを大切に省エネ活動に取り組まれたことで、自然にみんなで省エネしようという意識が向上し、デマンド削減の実現に繋がったものだと実感しました。
これからもデマンド監視サービスを通じて、省エネアドバイス等に取り組んで行きますのでよろしくお願いします。