デマンド導入事例

デマンド監視サービス導入事例紹介 35先生の安全意識と省エネ意識でデマンド削減

さぬき市立さぬき南中学校 さま

住所 香川県さぬき市大川町富田西2823番地1
TEL 0879-43-4304

さぬき市立さぬき南中学校さまは、市の南に位置し、広大な敷地の中に最新設備を備えた校舎や体育館のあるまだ新しい公立中学校です。2013年4月に市内の二つの中学校を統合して開校され、2015年4月には、さらにもう一校を再統合し、市内3町にまたがる広い校区となりました。
校訓として、「英知・敬愛・剛健」を掲げられ、「自ら学び、なかまとともに生きる生徒の育成」に努められています。
また、勉強のみならず部活動においても、各種大会で上位入賞するなど優秀な成績をおさめられ、地域に愛される中学校となっています。
今回、ホワンくんは、2015年度にデマンド監視サービスを導入された「さぬき市立さぬき南中学校」さまを訪ね、教頭の六車さまにお話を伺いました。

デマンド監視サービスの導入のきっかけは?

再統合した2015年4月、生徒数が増加することに伴って、電力使用量も増加することが懸念されました。このことから、電気を見える化し、省エネ・コスト削減を図るために、デマンド監視サービスを導入しました。

導入後の感想は?

職員室にデマンド警報表示器を設置することで、デマンドのピークが見えるようになり、デマンドの抑制が電気料金削減へつながることが、よくわかるようになりました。

ご尽力されていることは?

空調機を使用する夏季・冬季にデマンドのピークを迎えるのですが、デマンド抑制対策として、朝は空調機の起動を分散することとしました。また、冬季にはインフルエンザ対策のため換気を実施するのですが、その際には空調機を確実に停止し、再起動時には分散運転をするよう徹底しています。
デマンド警報が鳴った際には、空調機の集中リモコンを職員が操作し、空調機の使用を抑制することとしています。
これについては、創立当初から、職員室の総合盤から防災関連の警報が鳴ると、職員室に在室する職員が即時に対応する習慣があったので、デマンド警報が鳴った時の対応についても、同様に即時に対応してくれています。みんなで、チームとして動くことで、防災と省エネを維持できています。

今後の省エネに関する計画は?

設備が新しいため、それを改修するのは難しいことから、運用改善による省エネを継続していきます。
デマンド値が目標値を超えないように、今後も運用していくとともに、保安協会のアドバイスをいただきながら積極的な省エネを進めていきたいと考えています。