水銀ランプ・蛍光灯の製造禁止・終了について

もう対策はお済みですか?

2021年から『水銀ランプ』の製造、輸出または輸入が禁止になりました。
『蛍光灯』も随時、生産終了となっています!

2021年 水銀灯が製造禁止となりました。

規制のポイント

「水銀に関する水俣条約」が国連環境計画で採択・署名されたことを受けて、「一般照明用の高圧水銀ランプ」につきましては、水銀含有量に関係なく、2020年12月31日以降、製造・輸出入が禁止となりました。
LED照明などへの計画的な切替えをご検討ください。

× 製造・輸出入が禁止となるランプ

※ 蛍光灯や、メタルハライドランプ、高圧ナトリウムランプなどは規制を受けません。

  • 水銀灯(型番がHFで始まるもの)
  • セルフバラスト水銀灯(型番がBHやBHRFで始まるもの)

各メーカー共にHID照明器具、安定器を生産終了する方向です。

LED照明の普及・価格低減に伴い従来の照明器具の需要が少なくなることから、パナソニックは2018年3月末をもってHID照明器具および安定器の生産を終了しています。
LEDの更なる普及を図るため、規制とは別に各メーカーの方針で従来の照明器具やランプが順次生産終了や値上げとなる傾向にあります。

四国電気保安協会からのご提案!

水銀灯製造・輸出入禁止に伴う対策について

LED照明器具への計画的な切り替えをお勧めいたします。

LED化による主なメリット

  • (1)省エネ化 水銀灯のLED化は、消費電力を大きく減らすことができます。
  • (2)長寿命化 これまでランプ交換が大変だった高天井の照明ですが、長寿命化により交換頻度が1/3になります。
  • (3)瞬時点灯 LEDは再点灯が瞬時にできるためこまめなON・OFFで、より省エネ化をすることができます。
  • (4)環境温度低減 水銀灯400Wの表面温度は最大350°C程度まで上がります。LEDの表面温度は、30°C~50°C程度。照明の下で作業をされる方の体感温度が変わります。

LED化に際して気を付けること

  • (1)使用する環境の温度 LED照明は熱に弱いというデメリットがあります。
    放熱の工夫により、耐用温度が高くなりましたが60度を上回る室内では使用できません。
  • (2)配光 LEDは、メーカーや機種によって光の広がりや光の量が大きく異なります。
    使用する場所に適した照明を選定をしなければ、「まぶしい」「暗がりができる」といった不都合が起こる可能性があります。

最適なご提案は保安協会にお任せください!

  • 現地調査 使用環境・配置の確認・現地ヒアリング等
  • 機種選定 照度分布図の作成・最適な照明の選定
  • 見積/ご提案 施工費込み見積・費用対効果の算出・リース・補助金のご提案
  • 施工 安全に配慮した施工・各種申請
  • アフターメンテナンス 万一の不具合への対応

現地調査から施工、アフターメンテナンスまで一貫したご提案が可能です。

特殊ランプの予備確保とLEDへ更新のご計画を!

蛍光灯が随時生産終了となっています!

主だった生産終了情報

政府による「新成長戦略」「エネルギー基本計画」 や一般社団法人日本照明工業会の「照明成長戦略2020」の目標に基づいて各メーカー共に従来の照明器具やランプの生産終了をしてゆく傾向にあります。
LEDへの段階的な切り替えをご検討いただくとともに、殺菌ランプのような未だLEDへの置き換えが難しい特殊ランプについてはある程度早めに予備の確保をされることをおすすめいたします。

2021年までの主だった生産終了情報

現時点で公表されている情報です。
これ以外にも各メーカーの方針として、順次生産終了となります。

  • 蛍光灯照明器具
    生産終了
    パナソニック(2019年) 三菱電機(2019年) 岩崎電気(2018年) 東芝(2017年)
  • 蛍光ランプ
    生産終了
    三菱電機 2019年: スタータ形、
    ラピッドスタート形
    2021年: すべての蛍光ランプ

    岩崎電気 2018年: すべての蛍光ランプ
  • LEDへの交換が難しい
    特殊ランプ
    殺菌ランプ 病院の透析室、厨房、食品工場
    実験室・研究室、薬品工場、電子工場等
    色評価用ランプ 印刷工場、デザイン関連
四国電気保安協会からのご提案!

毎年電気代が上がっています!LEDへの更新をご検討されるなら今です!!

2012年から「再エネ賦課金」という項目で電気使用量に応じて電力会社より請求が生じており、この単価が年々増額しております。実質の電気代値上げです。

再エネ賦課金単価の変遷

例年通り電気を使用していても電気代が増える原因がここにあります。

毎年電気代が上がっています!

たとえば月に30,000kWh 使用している工場の場合

30,000kWh×2.9円=87,000円/月

賦課金がなかったときと比べると
2018年時点で87,000円/月の負担増に…。

また2019年10月には消費税増税もあります。 ご負担を少なくするためにも消費税増税前の
できる限り早いタイミングでの更新をお勧めします。


LEDへの更新は様々な方法があります。

1.リース・割賦の活用

事前のお見積と省エネ効果試算から、LEDへの更新で下がる電気代で毎月の支払いを賄う方法もご提案可能です。リース、割賦それぞれにメリット・デメリットがありますが、お客様に適したご提案をいたします。

2.補助制度の活用

経産省や環境省などから毎年補助制度の公募があります。 色々な補助制度があり各々内容が異なりますが、お客様の業種やご検討内容に合わせた補助制度のご提案や補助申請のサポートが可能です。

最適なご提案は保安協会にお任せください! 現地調査から施工、アフターメンテナンスまで一貫したご提案が可能です。

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