

私は、今年4月当協会に採用された新米調査員です。
最初は、以前の職場との業務内容の違いもあって戸惑いもありましたが、諸先輩方のご指導のお陰で調査業務実施中でのトラブルもなく、また、お客さまの様々な事情から調査業務を拒否される試練も経験したことがありません。
そんな私ではありますが、あっという間に半年が過ぎ、何とか調査業務を順調にこなせるようになりました。しかし、今だに私を悩ます調査業務妨害者(?)が存在しているのです。それは、お客さまが飼っておられる愛犬たちです。調査員の皆さんなら一度や二度は体験しているのではないでしょうか。
私の最初の行き詰まりも犬でした。訪問先のお宅は、家の半分を柵で囲い、その中に犬を放し飼いしているのですが、電気のメーター(電力量計)もその中にあり、まだ経験不足な私にはどうすることもできず、結局、上司に応援してもらい事なきを得た次第でした。
また、最近では、「猛犬注意」の表示の無いお宅を調査訪問した時の苦い体験があります。犬はいないものと思い込み、玄関のインターホンのところまで行きました。インターホンを鳴らしても応答がないので、留守と思い次回訪問予定のご案内をして帰ろうと振り返った時でした。大きな犬(ゴールデンレトリバー)が座って、シッポを振りながら私を見ていたのです。私はビックリ、立ちすくんでしまいました。その時、玄関から「は~い」とお客さまが出てこられたのですが、私はすぐに言葉が出ませんでした。少ししてから我に返り「四国電気保安協会の…」と挨拶をし、訪問の主旨を説明しました。その後で、お客さまに「おとなしい犬でしょ」と言われましたが、私は冷や汗もので「そうですね」と答えるしかありませんでした。
調査を終えて改めて振り返ってみると、確かにかわいらしくて人なつっこい犬だと思いましたが・・・
この体験で、最近調査慣れしてきて少し油断があったのではないかと、自分自身にも言い聞かせ、ひとつ間違えば犬に襲われていたかもと思うと、もっと慎重に現場の状況を把握して行動しなくてはと、つくづく思い知らされました。油断大敵、もう一度、初心に返って災害防止に努めたいと思います。
これからも、いろいろな場面に遭遇すると思いますが、諸先輩方の助言等もいただきながら、1日も早く一人前の調査員の仲間入りをして定期調査の重要性、必要性をお客さまにご説明し、また、最近は不審者による詐欺行為が多数発生していますので、調査訪問の際には、「調査は無料」「調査の周期は4年に1回」や「調査員の服装」などについて、正しく確実にお伝えしていきたいと思います。