

| 本部 保安事業部総括課 副長 細川 真由美 |
月、白洲次郎のドラマが3夜連続でテレビ放送されていました。
我が家にはテレビがないため、リアルタイムに見ることはできなかったのですが、後日、インターネット上でNHKが無料配信していたのを運よく見ることができました。
そして、見始めると面白くて途中で止められなくなり、一晩のうちに4時間半かけて最終回まで全部見てしまいました。(平日の夜だったので、次の日は寝不足でしんどかった~)
それにしても、白洲次郎はカッコいい! 昭和60年に83才で亡くなっているので、残念ながらもう実物に会うことはできませんが、残されている写真の姿はカッコよすぎです。若いころもカッコいいのですが、ある程度、年をとってからがもっといい。今でいう、ちょい悪オヤジ的な雰囲気が漂っていてホレボレします。
近年では奥さんの白洲正子さんのほうがブームになって、次郎さんは正子さんの旦那さんという位置づけで、あまり目立たない存在になっていました。
でも、今回のテレビドラマで世間の認知度が逆転したかも知れませんね。
白洲次郎は戦後すぐ、吉田茂の側近として活躍しますが、イギリス仕込みの流暢な英語で、GHQに対しても臆することなく対等に渡りあう場面は、ドラマでも痛快に描かれていました。
また、ドラマではふれられていませんでしたが、白洲次郎は昭和26年から東北電力の初代会長も務めており、電力業界に身をおく私にとって、この当時のエピソードにも興味をひかれます。
会長当時、自らランドローバーを運転してダムの建設現場に行った話や、作業員たちと親しくお酒を飲んだ話などが、人間的な魅力をあらわすエピソードとして伝えられています。
白洲次郎は、福島県の只見川流域の電源開発を精力的に推進し、奥只見ダムなどの建設に寄与したとのこと。
只見川は私も知っている川なので、すごく近しい感じがします。
3年前に私が鉄道マニアの「鉄子」もどきになってJR只見線を乗りとおした時、ずっとそばを流れていた川が只見川。
この時は、白洲次郎が関わった奥只見ダムを見ることができなかったので、ぜひまた近いうちに只見線に乗る計画をして、立ち寄ってみたいと思っています。
JR只見線は只見川と美しい山々の織りなす風光明媚なローカル線として、人気のある路線です。
ただし、私の鉄道に関する師匠の「乗り鉄の鉄ちゃん」でさえ、途中までしか乗っていない、乗りとおすためには、時間的な余裕がないと相当キビシイ路線でもあります。
前回、私は只見線乗りとおしを含めて5日間、ほとんど列車のなかで過ごし、あとで腰痛になってしまった経験もあるので、次回はあまり無理しないよう楽しみたいですね。
白洲次郎はこんなふうに、今、私にとってすごく興味をひかれる存在です。
白洲家には、イギリスの友人から毎年、ウイスキーが送られてきていたという話やらおもしろいエピソードがまだまだいっぱいあります。(いいな~、いいな~。スコッチウイスキー、飲みたいな~。)
旧白州邸の武相荘にも行ってみたいし、しばらく私の熱はさめそうにありませんね~。
ころで、白洲次郎は東北電力の初代会長でしたが、戦後、民営9電力(沖縄電力を除く電力会社9社のこと)体制の生みの親となった松永安左エ門も、私は大好きで、安左エ門が生まれた長崎県の島、壱岐には3度も行っています。
松永安左エ門は、「電力の鬼」と異名をとるほどの情熱で、電力事業の発展に尽くし、伝記などに書かれたその姿は、これまたホレボレします。
壱岐の生家は記念館になっていて、生前の愛用品や文書などの展示物は見応えがあります。
私が壱岐にいく時は、博多からフェリーで渡るので、毎回、福岡市美術館に寄り道して安左エ門が収集した茶道具などの美術品を展示している松永コレクションを見るのが、私のお決まりコースです。
そして壱岐の夜を過ごす寿司屋さんも決まっていて、そこのご主人と奥さんとはすっかり顔見知りになっています。
最初、その店に行った時のこと。17時半ごろから調子にのって、ご主人や奥さんと話をしながら一人で飲んでいて、気がつけば22時すぎ。最後は「お泊りのホテルまでお送りしますよ」と車で強制連行?されてしまいました。
その次に行った時は、おとなしくして長居をせずに帰ろうとしたところ、やっぱり車でホテルまで送ってくださって、「なんて親切なお店なんだろう」と感激しました。
それから壱岐での飲み物も決まっていて、壱岐にある焼酎の蔵元7社の麦焼酎は外せません。
そして毎回の自分用のおみやげは、「松永安左エ門」というラベルの焼酎。
壱岐島は面積133.82km2、南北17km、東西14kmのこじんまりした島ですが、古墳がたくさんあり、来年3月には博物館が新たにオープンするようです。
なんてこの原稿を書いていたら、久しぶりに、また訪ねてみたくなりました。
私は旅行が好きで、急に思い立って旅に出ることが多々あります。
今年9月には、娘を誘って、瀬戸内に浮かぶ香川県内の島、粟島に1泊2日で行ってきました。
そこでは、海ほたるを見ることが第一の目的。あとは島で、の~んびりするだけ。
はじめて目にした海ほたるの美しい青い光は、感動ものでした。
海ほたるは、エビやカニの仲間の甲殻類に分類されるそうで、太平洋沿岸に生息している3ミリぐらいの米粒みたいな小さな生き物です。
青い色を発するのは、外敵に対する威嚇のためで、刺激を受けると発光するそうです。ふつうは海の中をのぞいても微かに光る程度で、それほどきれいなものではありませんでした。
粟島では、宿泊したホテルの方が、宿泊客のために桟橋で大量に捕獲した海ほたるを見せています。美しい青い光を見せてもらった後は、海ほたるはまた海にかえされます。
は興味をもったものに対しては、突き進んでしまうタイプのようで、周りの人たちに「変わっている」とよく言われます。
ほとんどビョーキかも。いつも何かに熱中しているので「慢性熱中症」って病名をつけようと思って、この原稿のタイトルにしてみましたが、慢性熱中症って本来は、夏バテにつく病名らしい。ま、いいか。