
●設備の状況
製薬会社の受電用キュービクルのことです。このキュービクルは受電用遮断機と送り出し高圧負荷開閉器が設置されており、変圧器等は設置されていないキュービクルです。
●発見時の状況
定例の月次点検にお伺いし挨拶を済ませ、点検時の問診を行ったところ、電気設備の異常や変更等はないとのことでした。その後、引き込み柱を点検し、すぐ横の受電用キュービクルの点検を行っている時のことです。いつもとは違う雰囲気(におい)を感じ、キュービクル内をいろんな角度から観察していると遮断機付近よりジ~ジ~という音がかすかに聞こえてきたので、ライトを照らし観察を続けると受電用遮断機側面のカバーが変色している個所を発見しました。

●応急処置等
早速、お客さま担当者に現状の確認をしてもらい、このまま放置すると高圧回路の漏電事故に発展し工場全体の停電の恐れがあるので、早急に遮断機を取り替える必要があることを説明しました。
結果、その場で電気工事会社に連絡を取っていただき30分後に現場にて取り替えの打ち合わせを行い、翌日、受電用遮断機の取り替え工事を実施することになりことなきを得ました。
●今後の取り組み
今回の異常では、高圧回路の漏電事故に発展すると工場全体の停電となり、お客さまに多大な損害が発生する恐れがありました。
これまで電気設備の点検については、細心の注意を払い実施してまいりましたが、特に見えにくい高圧機器付近については、五感をはたらかせて色々な角度から点検することの重要性を痛感しました。今後も気を抜くことなく、お客さまのお役に立てるよう、頑張ってまいります。