

●設備の状況
レストランの厨房動力分電盤を点検中のことです。
●発見時の状況
お客さまを月次点検に訪問した時のことでした。連絡責任者にあいさつ、問診し、キュービクルの点検を終えました。続いてレストランの厨房動力分電盤を点検しようと扉を開けたところ、異臭がしました。内蓋を開き、目視により点検すると、分岐ブレーカの電源側充電部分に死んだネズミが2匹いました。どこから侵入したものかと点検しても、盤内は上部に奥行きがあり確認できません。そこで、脚立を用いて分電盤上部のパネルを外してみることにしました。すると、配線の引き込み口に大きな隙間を発見しました。
●応急処置等
連絡責任者にこのままの状態では停電、火災等の恐れがあり営業に支障をきたすことを説明し、死んだネズミの除去と侵入した隙間を埋める作業のため、動力回路の停電のお願いをしました。了解をいただくことができたので、ネズミを除去するとともに、手持ちの粘土で問題個所を塞ぎました。連絡責任者に作業の完了を報告したところ大変喜んでくださいました。また、ネズミの駆除を検討してみるとのことでした。
●今後の取り組み
分電盤内の点検は、ブレーカ、配線類の過熱、異臭、端子部分の緩み等、点検項目はたくさんありますが、配線の引き出し部分の点検も重要です。屋内、屋外に限らず、分電盤の小さな隙間から小動物が侵入します。停電事故等が起きてからでは遅いので、早期の小動物侵入防止対策を講じていきたいと思います。