

●設備の状況
築年数約5年のごく新しいファミリーレストランに、月次点検にお伺いした時のことです。
●発見時の状況
挨拶、問診を終え、引き込み柱の点検から始め地絡方向継電器(DGR)の点検をしたところ、電源ランプが消えているように見えました。当日は晴れていて、日中、日差しが強いと見えにくいので見間違いかと思い、陰を作ってみましたがやはり消えていました。キュービクルでDGR用ブレーカの「入り」と、本体端子台での電源電圧100Vを確認。本体の自己診断機能でも異状とならず、また、絶縁抵抗も50MΩで良好であったため、改めて継電器特性試験を実施したところ、動作せず継電器本体の不良であることが判明いたしました。.
●応急処置等
連絡責任者に状況を説明し、このままでは波及事故(四国電力の配電線を停電させ近隣一帯に影響する電気事故)に繋がる恐れがあるので、早急に取り替えをお願いしました。
後日、製造メーカーに継電器本体を送付し、原因を調査してもらったところ、雷の侵入によってトランスの巻き線が焼損状態になり、その後、全体が過熱・焼損・変色し、巻き線の断線から不動作に至ったもの、との回答をいただきました。
●今後の取り組み