
≪感電負傷事故≫

●事故概要
- 当該事業場の主任技術者(以下、被災者という。)は、月次点検時に、屋上キュービクルの扉の鍵穴に鍵が折れ込んでいるのを発見。現場にて鍵を取り出そうと試みたが、取り出せなかった。
- そこで、持ち帰って修理しようと考え、扉のハンドルを外し、カン抜き棒を撤去しようとしたところ、カン抜き棒がキュービクル側に倒れ、被災者の左肩とSC用LBSに接触、感電事故となった。
- また、地絡状態になり、G付PASが動作、停電となった。(停電は、75分で解消。)
- 被災者は、キュービクル前で気絶しているところを当該事業場の従業員に発見され、救急車で搬送。3日間入院した。
- 電流は左肩から流入し右足親指から流出。左肩の小さな火傷となった。
- 当日の服装は軽装(ヘルメット、長袖作業着)であった。
●事故原因
- 簡易な作業だと思い込み、工事業者等に依頼することなく単独で作業を行った。
- 被災者が、作業場所と充電部の離隔距離が十分(約40cm)にあると考え絶縁用防護具等は必要ないと思い込み、作業を行った。
●再発防止対策
- 改修工事は工事業者に依頼し、主任技術者は監督業務に専念する。
- 監督業務を行う際には、次の点に注意するよう指導する。
- 活線作業の場合は、絶縁防護具等を着用する。
- 取り扱う機器の脱落防止のため絶縁テープで支持する等、事前に作業内容の検討を行う。
- 充電部に接近する作業を実施する場合は、2名以上で行う。
平成20年度四国管内電気事故発生件数(平成21年3月10日現在)

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